ART-SCHOOL
最近はめっきり女性アイドルばかり聞いていたけど、ART-SCHOOLの新曲『スカートの色は青』を聞いたら一気に男性ボーカルのバンドへと気持ちが引き寄せられた。
ART-SCHOOLは名前こそいわゆる邦楽ロックというものを聞くようになってからずっと知っていたバンドだったが初めて聞いたときは正直ピンと来ず、わたしが好きになったのはいわゆる第3期と言われるメンバーのときだった。
わたしが初めて行ったライブはメンバー間のピリピリとした空気が客席にまで伝わってきており、当日台風が上陸していたのだが「一緒に死のうか」的なことをボーカル木下がMCで言っていてわたしはそこから一気にART-SCHOOLの世界へ魅入ってしまった。
ピリッとした空気は終始消えることなく、お客さんは基本的に棒立ち、前の人を押すこともなくただただステージ上を見つめ手をあげるようなお客さんもそのときは少なかった。
アートのライブといえば、わたしはこの空気感が忘れられず今でも見るときは後ろのほうで腕を上げオイオイするわけでもなく、なんならビールを飲みながら睨むようにステージを見ている。はたから見たらこの人つまらないのかなと思われるかもしれないが、私はこの見方が好き。
ART-SCHOOLのライブへ行くと毎回ボーカル木下の前には譜面台があり声もガラガラでフロントマンしっかりしろや、と思ってしまうのだがそれすらも許してしまう楽曲の良さがある。
2年くらい見れていないから久々に見たいな。