Jealous, Don't you know

アイドルとアマゾンプライムに生かされている人

BiSは、プー・ルイは、私にとって希望でした

BiSのプー・ルイ卒業公演へ行ってきました。

正直私は、昨年秋頃から体調のこともあり精力的に活動するBiSと研究員たちに着いていくことができずBiSの活動を追うことはしていなかった。

そんな矢先にBiSの創設メンバーであるプー・ルイが卒業を決めた。


卒業を決めたと聞いたときも、そのときはBiSから心が離れつつあったため「そっか」くらいの気持ちであったし、寂しい、やめないで、って心の底から思ったのはライブを見た後だった。


私はプー・ルイと同い年なこともあり、ひたむきにBiSと向き合う彼女の姿勢に頑張ってほしいと他のメンバーよりも強く思っていたし、自分の希望や夢を託していた。

そんなプー・ルイが「BiSが私を必要としなくなっていた」「頑張れなくなった」と言っていてやはりアイドルといえど私と同じそこらにいる27歳女性と変わらないのだなと思った。


27歳といえば社会においてはもう新人扱いもされず、成功している人とそうじゃない人、なんとなく生きる程度に稼げている人、そもそも社会人をお休みして子供を授かっている人もいる。そんな年齢だ。

プー・ルイの、BiSから必要とされなくなった、という言葉の意味とは変わってくるだろうが社会に私なんて必要とされていないと感じることなんて仕事をしていると毎日のように痛感させられる。


プー・ルイは最後のMCで「世界は変えられなかったけど、」と言った。私は「絶対に世界を変えようね」と言っているプー・ルイが希望だった。そんな彼女が変えられなかった、と涙をこらえながら言っているのがとても、寂しかったし悲しかった。


アイドルは、オタクにとって生きる希望だ。


3/3放送の関ジャニクロニクルで、ライブでファンの子が段ボールにマジックで書いた「生きてていいの?」というメッセージを見つけた村上くんが「いいよいいよ」と言ったらその女の子が泣き崩れてしまった、という話をしていた。そのときのゲストだったたかの友梨が、「ひとりの人を救ったのね」と。


プー・ルイの作ったBiSというグループに生かされたオタクもきっと多く、いるだろう。

BiSに生かされたというほど私はBiSを追えているわけではないし、研究員と名乗るには恐れ多いと思っているけれど少なくとも前職で悩んでいた時に救ってくれたもののひとつにBiSの音楽があった。


プー・ルイ、BiSを作ってくれてありがとう。世界を変えるのは、難しいね。


CHANGE the WORLD

CHANGE the WORLD

  • BiS
  • J-Pop
  • ¥200