Jealous, Don't you know

アイドルとアマゾンプライムに生かされている人

毎日死ぬことばかり考えている

少し前感情がフラットで無だ、というブログを書いたんだけれどあれからずっと無の状態が続いてどんどん自己否定する思考に陥ってしまい些細なことで気が落ち込むようになっていた。
例えば最近一緒に飲んだ人は私よりばりばり働いているのに音楽やファッションについて私よりも詳しくて、フットワークも軽く様々なフェスやイベントに赴いている。
私は今より忙しかったころイベントに行く余裕もなかったのにどうしてこんなにも心の体力が違うんだろうか、と飲んでいるときはとても楽しかったのに帰ってきてから気落ちしてしまった。
趣味のことで張り合ったら楽しくなくなってしまうし目的も失うし、自分のペースでやっていきたいとは思うけれど同時に無駄な時間をたくさん過ごしている自覚はあるからとても悔しく思う。

そして私よりかわいく、できた妹が大手企業の総合職で内定が決まったらしい。
両親はれなのときは氷河期だったから、と言っているが氷河期でもきちんと就職している同級はたくさんいた。結局は私の努力不足なのだ。
私は素直に妹の就職を喜ぶことができなかった。

毎日毎日今ここにある薬全部強いお酒で飲んだら楽になれるのかな、と考えてしまうが結局は死なない程度に飲んで朝を迎えることになる。
その度にある方がツイッターで「死ぬ死ぬ詐欺を証明するには死ぬしかないのなんだかな」と呟いていたのを思い出す。

こんなブログを書いてると構ってちゃんだと思われるのも嫌だから最後に書いておくけれど、文字として思考を残しておくと冷静になれるから書いてるだけなので読んでくれた人には「あぁすぐ死にたいって言う人は本当に些細なことで死にたくなるんだな」と思ってもらえたらそれでいい。

やりたい仕事では生きていけない

転職活動中ある会社が求人を出していた。
そこはある音楽関係の会社で、音楽が好きな人ならば誰もが名前を知っている会社だ。
募集していた勤務地は自宅から徒歩でも行ける場所にあり、私にとってはとても好立地だったので応募するつもりで条件を見ていたら面接で能力を判断し正社員か契約社員かを決める、契約社員の場合給与は14万〜となっていた。
14万では、とても生活ができない。私は泣く泣く諦めざるを得なかった。

その会社に限らず音楽関係は給与が安いところが多く、都心のライブハウスのアルバイトですら最低賃金がほとんどを占めている。(私調べ)
最低賃金でも応募数が多いから成り立っているのかもしれないが、親元を離れて暮らしているが音楽業界で働きたいと思っている人はたくさんいると思う。そして私のように、生活ができないという理由で音楽業界を諦め、結局は生きるために仕事を選び働かざるを得ない人も。

学生時代バイトしていた映画館は時給が最低賃金以下だった。
でもそれは学生でなおかつ実家だったからできたこと。住宅街にある小さいシネコンで平日は時間を持て余していたことや映画がタダで見れるという特典があったからこそ働くことができた。めまぐるしい業務内容だったらたとえタダ見や実家だったとしてもすぐ辞めていただろう。

CDが売れないだとか、映画館で映画を見る人が減った、と業界的にいい話を聞かないがまず賃金を上げないことには売れるものも売れないよなぁと思う。
前職もやりがい搾取のようなところがあったのだが、負担が増えた際に給与をあげてほしい旨を上司に伝えたら「そんなにお金が欲しいの?」と言われ、あげくには「給与上げてもみんな仕事しないんだよね」と突っぱねられた。

前職の上司の発言は極端な例に過ぎないが、そう思っている管理者は一定数いるのだと思う。
でも仕事ってそもそも生きるため・生活をするためにするものである。働かなくても生きて行けるなら私は働きたくない。
もちろん仕事でお金には変えがたい価値が得られることもあると思う。でもその価値で目先のご飯を食べることはできない。やはりまず仕事をする上で大事なのはやりがいよりもお金なんだよ。

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール

前のブログからの転載。
ここで書かれている私の病状や心情は『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』を劇場で見た当時のものです。
なお物語のネタバレもあるのでお気をつけください。

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まず初めに、この映画はかなり主観的に見てしまい客観的に見ることができなかったことを先に前置きしておきたい。
そして私自信がイヴ(主人公)と同じように精神疾患者であることも。
当初おしゃれなファッションと音楽の映画、という認識だけで見に行ったためはじめイヴが精神病棟に入院している設定なのを知らずに見ることとなった。
私は入院とまでは行かなくとも現在心療内科に通院しており、毎日薬を服用しても寝れなかったり、逆に過眠しすぎて仕事に行けないような日々を送っている。
作品冒頭でイヴは病院を抜け出し、ライブハウスへ向かうとその後バンドを組むことになるジェームズと出会うことになる。
その後彼女はまた病院に戻るのだが、そこで彼女は本を取り上げられ医師からこう説明される。
「人間は三角形で成り立っている。まず一番下、底辺に食事と睡眠がある。真ん中に家族や人間関係、お金。そして一番上に芸術や娯楽があるのよ。一番はじめに上に行ってしまうと基礎がなってないから崩れ落ちてしまうわ」
と。
私自身医師から「とにかく家事もしなくていい、寝支度するのが面倒だったらお風呂にだって入らなくていい。とにかく早く寝なさい。」と言われ続けていた。
でも私は仕事と寝るだけの生活では、それこそ生きる意味などないと思っていた。でもこの医師の説明でやっと腑に落ちたのだ。
私はイヴのように音楽の才能はないけれど学生時代芸術を学んでいた。もちろん映画を見ることも好きだし音楽を聞くことも好きだ。
芸術に関しては今でも機会やお金さえ工面できればまた学びたいと考えている。でも基礎が成り立っていないとダメなんだ、と。

イヴは病院で音楽を作り続けるが、再び病院を抜け出しジェームズと再会する。そしてジェームズの友人キャシーと出会い、バンドを組むことになる。
バンドを組むまでの過程や、組んでからのキラキラした映像、可愛らしい服装や音楽はイヴが精神疾患者であることを忘れてしまうくらいに映画として、そして一、ファッションと音楽が好きなものとしていてひたすら眼福だった。
でもそう幸せな日々は長く続かなかった。
バンドを組む前に、病院で録ったカセットテープをバンドマンに渡す描写がある。必ずラジオ局の人に渡してくれ、と。
その後そのバンドマンとイヴは度々遊ぶ仲になるのだがある日バンドマンがカセットテープをラジオ局に渡していないことが発覚する。
そこでイヴはジェームズと共に住むアパートへ戻るのだがそこにジェームズはいなかった。自暴自棄になったイヴはODをして再び精神病棟に戻ることとなる。
カセットテープに収録された曲の歌詞の中に「眠ることに慣れてきた」という一節がある。その後気の合うバンドメンバーと巡り会い「人間の三角形」を形成したかのように見えたがイヴにはまだ早すぎたのだった。
そして映画が終盤に差し掛かる時、イヴは冒頭から医師に勧められていた音楽学校へ行く決心を固める。
そこで歌われた曲の一節に
「毎日リンゴを食べるように 私は本を読みふけった
でも食事は しなかった
だから医者が来て言ったわ
“本だけでは女は生きられないの
自分自身を許しなさい”
だから食べるわ」
とある。ここでようやく、イヴの決心が病院を抜け出した時とは違うものだと決定付けられると思った。
ジェームズやキャシーと可愛い服を着て、そして奏でる音楽はとても素敵だったけれど音楽学校へ行き、きっと規則正しい生活を送りながらクラスメイトと関係を築き、そして人間の三角形の頂点であり高みである芸術(音楽)を目指すイヴのその後も精神疾患者としては見てみたいと思った。
実は監督・脚本のスチュアート・マードックは若かりし頃慢性疲労症候群で長いこと自宅療養をしていたとか。
そして完治され組まれたバンドがベル・アンド・セバスチャン、通称ベルセバらしい。実は知らなかったのだが今年のフジロックのヘッドライナーを務めたとか。
もしイヴとスチュアート・マードックに重なる点があるとするなら、イヴの将来がベルセバなのかもしれないと思った。映画やパンフレットを読んで、ベルセバにもとても興味が湧いた。一音楽ファンとして聞いてみたいと思った。(実は『(500)日のサマー』のサントラにも関与しているとか。500日〜もとても音楽が素敵な映画だったのでそういう点でも是非ベルセバを聞いてみたい)

映画とは関係なくなってしまうが、芸術(主に美学や美術史)を学んでいた私が思うに、芸術家が若くして自ら命を絶ってしまうことが多いのはこの人間の三角形が成り立っていないまま芸術に向かって行ってしまったからなのだろうか、とも思った。


ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール 豪華版 Blu-ray

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ちょうどいい女

ある女の子からずっと見下され、マウンティングされていた日のことをふと思い出した。
その子は周りから「可愛すぎないけど自分の魅せ方をわかっている"ちょうどいい"女の子」と影では言われていたし、わたしも内心そう思っていた。

その子は"ちょうどいい"ではない、誰が見ても可愛いねと言うような女の子とつるんでいる傾向にあった。
自分がちょうどいい女だと自覚していたのかどうかはわからないが、可愛い女の子と一緒にいる自分がステータスだと思っているのだろうか、と思っていた。

少し前、その子から久しぶりにラインがきた。今仕事は?とお互いの近況報告をしていたら「秘書みたいなことやってる」ときた。
そういえばモテキで土井亜紀が幸世に「受付やってるんだよね、実際は……」と話して幸世が「受付って言いたいだけじゃねーか!」と言っていたのを思い出した。幸世と同様、秘書やってるって言いたいだけじゃねーか!!と内心思いつつ「そうなんだ〜」と返した。

たとえ顔が可愛くなくても、魅せ方のわかっている子は強いなぁと思う。
わたしは未だに自分にどんな髪型や服装が合うのかも、どうすれば人に好かれるのかもわからない。
ひとつでも自信の持てるものがあればそこを伸ばせとよく言うけれどそれもない。

周りにプチ整形をしている人がいたことを最近になって知った。
実は転職する際の空白期間にわたしも整形しようと、クリニックを訪れたがどうしてもまぶたの裏に刺すという注射が怖くて結局始業となってしまい整形をするのことはなかった。
整形すれば少しは自信がもてたのだろうか。

結局わたしは"ちょうどいい女"にすらなれない愛嬌のないブスで、整形する勇気もなければなんの取り柄もない。
希死念慮は常にあるけれど、まぶたの裏の注射すら怖いわたしは自ら死を選ぶ選択をすることもきっとないだろう。

わたしはいつまでこんなことで悩まなくてはいけないのだろう。

最近のこと

最近は感情がとてもフラットで、自分の中では穏やかに過ごしているんだけれど気持ちが落ち込むこともなければ逆に上がることもなくて、穏やかと言ったばかりだけれど些細なことで表に出すことはなくても少しイラっとはするし感情の起伏があまりないと言った方が正しい。
もちろん初めての曲を聞いていいな〜好きだな〜と思うこともある。でも感情のメーターが平均以上超えることはない。この基準ってあくまでも自分の中でだから比較できないんだけれど。

感情の起伏がないのはいいことなのかもしれないけれど、自分がつまらない人間だなという想いがどんどん確信になっていく。
常々"普通になりたい"と思っているけど私は同世代に比べて能力も低いし容姿も悪いからせめてできることくらいは頑張ってやらなきゃと思うけれど、自分はこの程度なんだと思うとこんなに頑張って生きてるのばかみたいだなと思う。

希死念慮を持ちながら生きていくのが私にとっての普通だけど、やはり世間の普通にはやっぱり理解してもらえないのかなとか仕事中そんなことばかり考えている。

ART-SCHOOL

最近はめっきり女性アイドルばかり聞いていたけど、ART-SCHOOLの新曲『スカートの色は青』を聞いたら一気に男性ボーカルのバンドへと気持ちが引き寄せられた。

ART-SCHOOLは名前こそいわゆる邦楽ロックというものを聞くようになってからずっと知っていたバンドだったが初めて聞いたときは正直ピンと来ず、わたしが好きになったのはいわゆる第3期と言われるメンバーのときだった。
わたしが初めて行ったライブはメンバー間のピリピリとした空気が客席にまで伝わってきており、当日台風が上陸していたのだが「一緒に死のうか」的なことをボーカル木下がMCで言っていてわたしはそこから一気にART-SCHOOLの世界へ魅入ってしまった。

ピリッとした空気は終始消えることなく、お客さんは基本的に棒立ち、前の人を押すこともなくただただステージ上を見つめ手をあげるようなお客さんもそのときは少なかった。
アートのライブといえば、わたしはこの空気感が忘れられず今でも見るときは後ろのほうで腕を上げオイオイするわけでもなく、なんならビールを飲みながら睨むようにステージを見ている。はたから見たらこの人つまらないのかなと思われるかもしれないが、私はこの見方が好き。

ART-SCHOOLのライブへ行くと毎回ボーカル木下の前には譜面台があり声もガラガラでフロントマンしっかりしろや、と思ってしまうのだがそれすらも許してしまう楽曲の良さがある。
2年くらい見れていないから久々に見たいな。

KinKi Kids20周年/世紀末を感じる曲たち

ぼくらの勇気 未満都市2017』最高だった!20年前のドラマは見ていたような見てなかったような…?で記憶が曖昧なのですが日テレ土9枠はずっと見ていたので見ていたような気がする?

比較的夜更かししてる子供だったのと、初めて好きになった芸能人がキンキでキンキを好きになったのがちょうどこの頃だった。ちなみに剛派。

小学校に入ったとき最初に話した女の子がキンキファンだったのでその子と仲良くなりたくてキンキの出る番組を見ていたらわたしも好きになった。
今でもそういうことあるから根本は変わってないなぁと思う。

唐突だけど、キンキで好きな曲は

kissからはじまるミステリー
やめないで,PURE
青の時代

次点で

雨のMelody
to Heart

世紀末感らしい音(語彙力がなくて伝わらない)の中にまだアイドルらしさが残っている楽曲が好き。
わたしがお小遣いを貯めてはじめて買ったCDは『ぼくの背中には羽がある』なんだけれど我ながら小学校にしてはませてる曲調だなと今は思う。
キンキファン以外からも人気な『愛のかたまり』が収録された『Hey! みんな元気かい?』も買ったなぁ。この曲のせいで男性が歌う女性目線の曲フェチになったと言っても過言ではない。

キンキを好きにならなければドラマも音楽番組も見なかっただろうし、いずれは好きになってたかもしれないけどタイミングやきっかけになる作品は変わってたんだろうなと思うと感慨深いものがある。


このシングルコレクション小学生のときよくテープで聞いてたな。


KinKi Single Selection

KinKi Single Selection